事故状況 | 原付自転車で交差点に進入したところ、信号無視の車両に衝突されたもの |
傷病名 | 上腕骨近位端骨折、橈骨頭骨折、複合性局所疼痛症候群 等 |
自覚症状 | 肩関節・肘関節の可動域制限・動作時痛、上腕の灼熱感、握力低下 等 |
他覚所見 | 手掌発汗過多あり。前腕皮膚色調変化あり。XP:肩人工骨頭挿入術後。指骨・中手骨の骨萎縮あり 等 |
初回の等級 | 併合7級 |
異議申立後の等級 | − |
ご相談の経緯 | ホームページをご覧いただき、ご連絡をいただきました。 |
サポート期間 | 約6ヶ月 |
ポイント | 被害者の方は、今回の事故で同じ上肢に複数箇所の骨折をされ、肩には手術で人工骨頭を挿入せざるを得ない状態になりました。肘の骨折に対しても手術をされました。その後も強い痛み等の症状はおさまらず、受傷されたところの皮膚の変化、手のひらやワキの発汗過多、骨萎縮など、複合性局所疼痛症候群(CRPS)の症状も現れました。調理師のお仕事もできなくなり、後遺障害請求についてご心配になられてご相談をいただきました。主治医の先生の指示で受傷後約1年で症状固定となりましたので、後遺障害診断書等の書類作成をお願いし、適切な書類を作成していただきました。必要資料一式を整えて被害者請求をしたところ、肩関節の機能障害について8級、複合性局所疼痛症候群による症状については9級が認定され、ご納得いただいて終了となりました。 |