事故状況 | 職場でマンホールの蓋が開いていることに気づかず、転落したもの |
傷病名 | 橈骨近位端骨折、肘関節脱臼、踵骨骨折、CRPS 等 |
自覚症状 | 関節可動域制限、疼痛、異常感覚、歩行障害 等 |
他覚所見 | 橈骨頭骨折後偽関節、肘部管症候群、肩拘縮、CRPS 等 |
初回の等級 | 2級 |
異議申立後の等級 | − |
ご相談の経緯 | ホームページを見て、ご相談いただきました。 |
サポート期間 | 約2年4ヶ月 |
ポイント | 被害者の方は店舗内で作業中、マンホールの蓋が開いているのに気づかず、約4m落下してしまい、複数の部位を骨折する大きなお怪我をされました。救急搬送されて入院し、橈骨と踵骨の手術を受けて治療・リハビリに専念してきましたが、歩行がうまくできないなど症状が思うようによくならず、退院後は複数の病院で診ていただいていました。労災で約5年にわたり治療・リハビリを受けてきましたが、症状固定となり障害補償給付の請求をしたところ、9級が認定されました。その後症状の悪化による再発が労災で認められ、さらに症状固定となり障害補償給付の請求をしたところ、8級が認定されましたが、この結果にご納得できず、ご相談をいただきました。主治医の先生にもご協力いただき、審査請求に尽力しましたが、変更されませんでした。事故当時お勤めされていて厚生年金にご加入でしたので、障害年金の請求手続きに進みました。あらためて主治医の先生に適切な診断書等を作成いただき、年金事務所に請求したところ、障害年金2級が認定され、ご納得いただいて終了となりました。 |