「神経細胞」の用語の意味 神経細胞(しんけいさいぼう、neuron) 神経細胞とは、ニューロン(神経単位)とも呼ばれる神経組織を構成する細胞で、電気信号を発して情報をやりとりします。神経細胞は、大脳に数百億個、脳全体に千数百億個あるといわれています。 神経細胞は、①細胞体(核、ミトコンドリアなどで構成)、②樹状突起、③軸索(神経線維)の3つから成り、細胞体から樹状突起と軸索という2つの突起が出ています。 樹状突起は、ほかの神経細胞から電気信号の情報を受けとって細胞体に伝える役割があります。その情報は、軸索の先端部にあるシナプスと呼ばれる接触部を通して、ほかの神経細胞に化学物質に変換して伝えられます。 【関連情報】 ◇脳損傷による麻痺(身体性機能障害)の後遺障害等級 ◇びまん性軸索損傷の基礎知識 ◇脳挫傷の基礎知識 ◇急性硬膜外血腫の基礎知識 ◇急性硬膜下血腫の基礎知識 ◇慢性硬膜下血腫の基礎知識 ◇外傷性くも膜下出血の基礎知識 ◇外傷性てんかんの基礎知識