3.診断
まず間欠跛行の存在、そして間欠跛行の再現による評価が診断のポイントとされています。
画像診断では、MRI、CT、神経根造影・ブロックが有用とされています。
4.治療
神経根型では自然緩解傾向があるため、保存療法が第一の治療法とされています。
馬尾型では自然緩解傾向がみられないため、有効な保存療法は少なく、日常生活指導、薬物療法、腰部交感神経ブロックなどが組み合わされます。
手術を選択する場合には、椎弓切除による後方除圧術が基本で、圧迫されている神経組織(馬尾、神経根)の十分な解放が重要とされています。
5.後遺障害等級との関係
画像により神経根の圧迫所見が認められ、残存する症状と整合する場合には12級が認定されます。
画像により馬尾の圧迫所見が認められ、残存する症状と整合する場合には、脊髄の障害の認定基準が適用され、12級以上の等級が認定されます。
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