右大腿骨骨幹部骨折等後の右下肢痛について自賠責後遺障害非該当から14級に変更された事例
事故状況 | バイクに乗車中、相手自動車と衝突したもの |
傷病名 | 右大腿骨骨幹部開放骨折、右脛骨骨幹部開放骨折等 |
自覚症状 | 右下肢痛 |
他覚所見 | 骨折部は骨癒合 等 |
初回の等級 | 非該当 |
異議申立後の等級 | 14級9号 |
ご相談の経緯 | 弁護士事務所からの紹介で、ご相談いただきました。 |
サポート期間 | 約7か月 |
ポイント | 被害者の方は外国人でしたが、日本語がとても堪能で、通訳なしで対応が可能でした。バイクに搭乗中、相手自動車と衝突後フェンスに激突し、大腿骨・脛骨・腓骨・恥骨・足指を骨折するなどとても大きな怪我をされました。病院に救急搬送されて入院し、複数回にわたる手術とリハビリ・治療の結果、骨癒合が認められ、可動域制限や痛みの程度も大きく改善されてきました。事故から約2年半後に症状固定となり、後遺障害請求したところ、後遺障害非該当の回答があり、当方にご相談をいただきました。後遺障害診断書には「骨折部は骨癒合」、「緩解の見通しあり」などの記載があり、カルテを取り寄せていただき確認しても、かなり改善していることがうかがわれました。しかし、実際にご本人に症状などをうかがうと、当初と比べるとかなり改善はしているものの多くのことでお困りの状態でした。そこで、医師に回答書作成を依頼し、これまでの経過等をまとめたものなどと併せて異議申し立てを行ったところ、14級に変更され、ご納得いただき終了となりました。 |